先に心を満たすということ
私はこれまで、たくさんの心理学を学んできました。
「人の心を理解したい」
「自分自身を もっと知りたい」
そんな想いから、さまざまな講座や セミナーに通い、
時間もお金も情熱も たっぷり注いできました。
先日も、新しい学びの場に 身を置きました。
テーマは──
「人を6タイプに分類し、
それぞれに最適なコミュニケーションが できるようになる」という心理学。
それは単なる理論ではなく、
実際に人と関わる中で、
自分も相手も大切にできる「優しい知恵」のようなものでした。
その中で、まず取り組んだのが、「自分を掘り下げる時間」。
私はどんな価値観で動いているのか?
どんなことに満たされ、
どんなことに違和感を覚えるのか?
そこで出てきた私の“本質”に、驚きと納得がありました。
私は、
「世界中の人が思いやりを持てば、世界は平和になる」と
本気で信じているタイプ。
そして、
「仕事を頑張った ご褒美に遊ぶ」のではなく、
「先に遊んで 心を満たしたほうが、いい仕事ができる」タイプだったのです。
プライベートが 仕事にとても影響するタイプなので、
常に自分を気持ち良い状態に しておくことが大事で、
家族がスペシャルな存在、というのが私の特性。
これは、私にとって“目からウロコ”の気づきでした。
これまで私は、
「ちゃんと努力して、成果を出して、その先にようやく“自由や遊び”がある」
そんな順番を信じて、まっすぐに突き進んできたから。
でもその価値観のままでは、
どこかでいつも息苦しくて、
“もっとできるはずなのに”と、自分を責めていたのかもしれません。

考えてみれば、
これまで成功してきたアイディアって──
ほとんどが、リラックスしていたときに
ふっと湧いてきたものばかりでした。
温泉につかっているとき。
カフェでぼーっと空を眺めていたとき。
旅先で心が解放されたとき。
アイディアは「がんばってる時」じゃなくて、
「緩んでる時」に降りてくる。
じっとパソコンに向かって、
「何か出さなきゃ…!」と必死になっているときほど、
本当に大事なものは浮かんでこなかった。
でも私はどこかで、
“遊ぶ=サボり”だと思い込んでいた。
成果が出るまでは、自分に楽しみなんて与えちゃいけない。
楽をしてるように見えるのが怖かった。
でも──それって、本当に“正解”なのかな?
今回、自分のタイプを知ってはっきりとわかったのは、
私にとっては、「先に心を満たすこと」が、
最大の仕事のパフォーマンスにつながっていた
ということ。
それは決して「ご褒美」じゃない。
「自分を整えるために必要な時間」だったんです。

遊びも、ゆとりも、旅も、好きな人と過ごす時間も。
世間の「常識」では、
がんばって結果を出してから遊ぶのが当然かもしれない。
でも、自分の中の「自然なリズム」に素直になってみると、
その順番が逆のほうが、うまくいく人だっている。
先に満たされた心から出てくる言葉のほうが、
もっとやさしくて、もっと自由で、
もっと誰かの心に届くと感じています。
だから私は、その日からこう決めました。
「先に、自分を喜ばせよう」
その方が、きっと世界にもやさしくできるから。
誰かに与える前に、自分に与えてみよう。
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