アナウンサーが動画クリエイターになったわけ
ホームページ新設に伴い、アメブロから新ホームページ内ブログに移行することになりました。
引き続き、皆さまに「動画」と「話し方」のホットな話題をお届けしていきたいと思います!
これからもよろしくお願いいたします♪
さて、以前のブログから引っ越して、
もしかしたらこちらのブログで初めてお目にかかる方もいらっしゃるかもしれません。
というわけで、今回は今一度自己紹介と、私の思いを語らせてくださいね。
あらためまして、「フリーアナウンサー・動画クリエイター清水のぶよ」です。
肩書を見て「???」と思う方もいらっしゃると思います。
そうなんです、私は二足の草鞋を履いています。
まずひとつは『フリーアナウンサー』。
特定の放送局に所属せずフリーランスで活動し、
各地のテレビやラジオなどの番組を担当させていただいています。
東京・広島・山口などのメディアに出演しながら
日本各地で司会やアナウンス講師なども行ってきました。
フリーアナウンサー歴は気付けば20年になりました。
現在も地元広島のテレビに出演中です。
そしてもうひとつが『動画クリエイター』。
撮影・リポーター・ナレーター・編集まで一貫した動画制作も行っています。
「ファンができる動画」を制作してお客様のファンを増やし、
ビジネスを加速させていくお手伝いをさせていただいています。
これまで企業様の会社紹介動画をはじめ、官公庁に提出する映像や、
大型街頭ビジョンで放映される市の観光動画などを制作させていただきました。
動画クリエイターとしても10年のキャリアがあります。
「二足の草鞋を履く」というと、どちらかが疎かになるんじゃないかと思う人もいるでしょうが、
私はどちらの仕事も大好きで大切なので、どちらにも全力投球しています。
その理由を書いていきますね。
長くなりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。
AIの時代に必要なのは
フリーアナウンサーとして20年間活動しているうちに、
AIの時代になりました。
『AIアナウンサー』がニュースを伝えるなんて20年前には考えられなかったですよね。
機械で設定されているので、画面に映る「人間らしき映像」がニュースを読むのを間違えないのは当たり前です。
精度も上がってきて、話しかけたら意思疎通が図れているように見えることもあります。
とある高校で講話をした時に、実際に高校生に言われました。
「今はAIがいくらでも喋るのに、ただ原稿を読むアナウンサーって必要ないんじゃないですか?」
ひょっとすると、今の若い人は「生身のアナウンサー」よりも
「AIアナウンサー」の方が好きだと言う人もいるかもしれませんね。
確かに、時代はAIやメタバースの時代です。
その時流に乗っていく必要性はとても感じています。
しかし、現実社会でも生身の人間より仮想人間の方が良い、
そういう人が増えていくと、世の中はどうなっていくんだろう…。
人の気持ちや痛みを理解できない人が増え、思いやりを持つ人が減りはしないだろうか。
私はAIの時代だからこそ、
「生身の人間の価値」を改めて考えています。
リアルな人間同士の繋がりは何よりも価値があるのではないでしょうか。
「声」には「感情が乗ります」
あなたは普通に話しているつもりでも「何か良いことがあった?」と
聞かれたことはありませんか?
喜怒哀楽は「声」の調子で手に取るように相手に伝わります。
反対に、心の底から笑っていない、本当は納得していない、
本当はとても怒っている、なども「声」から自然と伝わるものです。
機械ではなく「人間の声」だからこそ発することができる「声の表情」があるんです。
声には あなたの「心の状態」が現れます。
反対に、声の出し方、伝え方が変わると心も変わってきます。
想いは言葉にしなければ伝わりません。
心の中の思いをきちんと言語化できて、
最終的にその想いや言葉を伝える大切なアイテムが「声」です。
世の中には大勢の人がいますが
全ての人に「その人だけが持つ魅力的な声」があります。
全て同じ型にはめてしまうのではなく、
一人ひとりに最も合う方法で「素敵な声」を磨き、
自分の考えをきちんと伝えられる話し方を身につければ、
そして、相手の「声」から 気持ちを察することができれば
コミュニケーションは自然と円滑になります。
私は 全ての人が自分の「声」を最大の魅力に変え、
心に秘めている思いを「言葉」に変換して、
自信を持って 笑顔で思いを伝えられる 一助となりたい!
一緒に明るい未来を作りたい!
本気でそう思っています。
なぜアナウンサーが動画クリエイターに?
さて、では「なぜアナウンサーが動画クリエイターの仕事をするの?」と思いますよね。
ここでようやく、そのワケをお話したいと思います。
実は、子供の頃から「自分の声がコンプレックス」だった私。
そのコンプレックスを色んな方法を試しながら克服して
アナウンサーという夢を叶えることができました。
そして、これまで多くの方を取材させていただきましたが、
取材現場に行くと、ゲストの多くが「緊張して上手く話せない」と仰います。
かつての私もそうだったので、すごく気持ちがわかります。
・・・だけど、やはりこれは、すごくもったいない!
人の心の中には熱い思いや、それまで生きてきた人生のドラマがあります。
商品なら出来上がるまでの開発秘話があったり、
町であれば、その町が発展してきた歴史があり、そこに力を尽くした多くの人の思いがあったりします。
その思いや魅力が100%伝わらないって残念じゃないですか?
心の中の思いはやはり「言葉」にしないと伝わりません。
そして、「その人自身の声」で語ってもらうからこそ重みを感じることもあります。
となると、「動画」を駆使してその人の「声」や「思い」、
商品・町の魅力などをどんどん伝えて、
「ファン」を増やしていくのが一番良い方法じゃないか!?
そう思ったことが、動画クリエイターとしても活動するきっかけとなりました。
動画は 「伝える究極の表現方法」
私がアナウンサーと動画クリエイターの二刀流で仕事をしているのは
「伝える究極の表現方法」である動画を用いて
その人や商品・町の魅力を伝えるお手伝いをしていきたいと考えているからです。
動画を制作する時にはカットのひとつひとつに意味を込め、「人の思いが伝わる」ことにこだわっています。
人は「好きな人の声」や「思いを同じくする人」「同じ価値観」には自然と惹かれるものです。
ならば「瞬時に伝わる」という特性がある動画を駆使してその人の「声」や「魅力」を伝えていけば、
その人に共感してファンになってくださる人が増え、
お互いの個性を認め合い、思いやりに溢れた優しい世界を作っていける…!☆
そういうわけで、動画は究極の表現方法としてとらえています。
ですので、私にとってはフリーアナウンサーも
動画クリエイターも、どちらもとても大切な仕事なんです。
どちらも疎かにはできない。
これからも多くの人の声や魅力を「動画」で届けられるよう活動していきます。
そして同時に、自分自身で動画を作れるようになり、
自分で発信していける人も増えて欲しいなと思います。
そこで、このブログでは「動画で発信」「話し方」について情報発信をしていこうと思います。
今回はちょっと真面目すぎるくらい語っていますが(;・∀・)、
時々ライトな話題も織り交ぜながら情報をお伝えしていきますので、
今後ともぜひ遊びにきてくださいね♪