ChatGPT一時チャット新機能|記憶とアプリを使い分ける方法
新しい講座の案を考えたい。
でも、いつものAIの記憶へ混ぜるほど、まだ固まっていない。
お客様ごとの相談や、試しに考えたい企画では、
どのフォルダのAIへ話すか迷うことがありますよね。
ChatGPTの一時チャットは、
普段の記憶と一度きりの会話を分けるための機能です。
私はこれを、秘密の保管庫ではなく、
考えを広げるための別の机だと考えています。
ChatGPTの一時チャットで何が変わったの?
OpenAIは2026年8月27日、
一時チャットの始め方を更新しました。
最初に「個人向け設定を使うか」を選べます。
個人向け設定とは、ChatGPTが覚えている好みや、
あらかじめ決めた指示、つないだアプリを使うことです。
| 始め方 | 使われるもの | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 個人向け設定なし | 記憶・カスタム指示・プラグインを使わない | まっさらな状態で考えたいとき |
| 個人向け設定あり | 今ある記憶や指示などを使える | 自分らしさを保って一度だけ相談したいとき |
どちらを選んでも、
一時チャットの内容から新しい記憶は作られません。
履歴にも出ません。
選び方は会話の途中では変えられないため、最初に決めます。

「一時」でも、秘密の金庫ではありません
ここは、とても大切なので注意してくださいね。
一時チャットは履歴に出ませんが、
安全確認のため最大30日間残る場合があります。
また、プラグインなどを使うと、
入力した情報が外部サービスへ送られることがあります。
保存期間は、その会社の決まりに従います。
お客様の名前、連絡先、契約内容は、そのまま入れないでください。
「A社」「担当者B」のように置き換えるだけでも、守れるものがあります。

出典
- OpenAI「ChatGPT Release Notes」(2026年8月31日確認)
- OpenAI「Temporary Chat FAQ」(2026年8月31日確認)
新講座の壁打ちは別の机で。残す学びだけ分身AIへ
おすすめの使い方はこのような流れです。
まだ名前も決まっていない企画は、
一時チャットで自由に考えます。
普段のやり方に引っぱられず、
反対の案も出してもらいます。
考え終えたら、残したいのは会話の全部ではありません。
「誰を助けたいか」「やらないこと」「次に確かめること」だけです。
その三つを自分で読み直し、普段の分身AIへ渡します。
迷いの途中まで記憶させず、決めた基準だけを育てるんです。
ただし、一時チャットも「完全な秘密の金庫」ではありません。
お客様の名前や、そのままでは困る情報は入れないことが重要です。
まとめ|迷いは別の机で広げ、決めたことだけを残す
一時チャットは、まだ形になっていない考えを試すための別の机です。
普段の分身AIの記憶へ、迷いの途中まで混ぜずに考えられます。
まだまとまっていない考えがあっても、
それは遅れているのではありません。
ビジネスは何度も壁打ちして、実践して、修正していくことが大切です。
これまでは高いコンサルに頼るしかなかった相談も
今ではAIでできるようになっています。
ただし、AIの回答を鵜呑みにするのは危険なので
こういった一時的に安心して迷える場所を持ちながら、
あなたの速さで答えを育ててくださいね。

執筆者:清水明華 (プロフィールはこちら )
株式会社Infini Innovation代表取締役/ AIとUTAGE自動化のプロ/フリーアナウンサー
「売上=時間の犠牲」から解放され、家族との時間も大切にできる働き方を提案。多くの起業家へ「AIとUTAGEを使って収 益が自然に増えるオートファネル」の構築支援を行っている。これまで多数の受講生に「人生を変える自動化」を提供し、『オンラインでの仕組み構築』分野において信頼と実績を積み重ねている。2024年Ms.EntrepreneurGlobal受賞。海外でもAI×自動化の仕組み構築が評価されている。