GPT-6.1 Solを普段使いへ|講座資料の更新を社長一人に戻さない
「今週の講座資料、また私が全部直すの?」
お客様から届いた質問を加え、古い案内を直し、スタッフ用の進行表も更新する。
毎週少しずつ変わる仕事ほど、最後は社長へ戻ってきますよね。
2026年9月29日に公開された「GPT-6.1 Sol」は、こうした複数の手順がある仕事を、
日常的に任せる選択肢です。
私は、最上位AIを競う話より、この続けやすさに注目しました。
GPT-6.1 Solは、毎日の複雑な仕事を任せやすくしたモデルです
OpenAIによると、GPT-6.1 Solは、
資料の理解や複数手順の仕事で前のSolより力を伸ばしました。
最上位のGPT-6 Astraに近い力を、より低い費用で使うことを目指したモデルです。
APIでは、通常の入力が100万文字単位ではなく、
100万トークンで2ドル、出力が10ドルです。
トークンとは、AIが文章を数える細かな単位です。
Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduでは、ChatGPT WorkとCodexから使えます。
現時点では、普段のChatGPTの会話画面にはまだ提供されていません。
| 任せる場面 | 向いている選択 | 人が確認すること |
|---|---|---|
| 毎週の資料更新 | GPT-6.1 Solで手順を続ける | 内容と日付 |
| 重要な経営判断 | 必要ならAstraも使う | 決断そのもの |
| 簡単な文の整形 | 軽いモデルも選ぶ | 声と伝わり方 |
何でも一番高いモデルへ渡す必要はありません。
仕事の重さに合わせて選ぶことで、分身AIを一度だけの実験ではなく、
続く仕組みにできます。
講座資料の「今週版」を作る係にする
私が任せたいのは、新しい講座をゼロから考える仕事ではありません。
毎週金曜日に、先週の資料を「今週版」へ直す仕事です。
AIへ渡すのは、四つの材料です
先週の資料、お客様から届いた質問、変更した日程、スタッフのメモ。
この四つを同じ作業場所へ置きます。
GPT-6.1 Solには、古い説明の印を付け、質問を内容ごとに分け、
更新案を一式にまとめてもらいます。
複数の資料を見ながら順番に進める力を生かす仕事です。

社長へ戻すのは、答えが変わる時だけ
価格、返金、成果の約束、今までにない質問。
この四つは、AIだけで決めず、社長の確認へ戻します。
「私がやった方が早い」と感じる時ほど、全部を渡すのではなく、戻す条件を先に決めます。
強いAIより、続けられる役割分担を選ぶ
新しいモデルが出ると、性能の数字へ目が向きます。
でも経営で大切なのは、その力を毎週の仕事へ置けるかどうかです。
GPT-6.1 Solは、専門家しか触れない道具ではありません。
ChatGPT WorkやCodexで、資料更新や確認作業を続ける担当者として使えます。
毎週戻ってくる仕事を、一つずつ手放す
GPT-6.1 Solの価値は、難しい仕事が一度できることだけではありません。
同じ質の更新を、来週も続けやすいことにあります。
まずは、毎週あなたへ戻ってくる資料を一つだけ任せてみてください。
社長が全部を背負わなくても、仕事は育てられます。
戻った時間で、お客様の声をゆっくり聞ける経営へ進んでいきましょう。

執筆者:清水明華 (プロフィールはこちら )
株式会社Infini Innovation代表取締役/ AIとUTAGE自動化のプロ/フリーアナウンサー
「売上=時間の犠牲」から解放され、家族との時間も大切にできる働き方を提案。多くの起業家へ「AIとUTAGEを使って収 益が自然に増えるオートファネル」の構築支援を行っている。これまで多数の受講生に「人生を変える自動化」を提供し、『オンラインでの仕組み構築』分野において信頼と実績を積み重ねている。2024年Ms.EntrepreneurGlobal受賞。海外でもAI×自動化の仕組み構築が評価されている。
出典
- OpenAI「Introducing GPT-6.1 Sol」(2026年10月3日確認)
- OpenAI「DevDay 2026 Recap」(2026年10月3日確認)
- OpenAI API「GPT-6.1 Sol Model」(2026年10月3日確認)