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旅の写真や映像をAIとリール動画に仕上げる女性経営者のイメージ

「誰かに発信を任せたい。でも、AIエージェントって、お金がかかるんでしょう?」

投稿を考えて、台本を書いて、動画を編集する。
講座の準備やお客様への対応もあるなかで、毎日すべてを続けるのは大変ですよね。

私も実際に使ってみたんですが、正直、
「無料で、ここまでやってくれるの?」とびっくりしています。

Instagramの発信戦略から、台本作り、ナレーション入りのリール動画編集まで。
しかも、この記事でお伝えする制作や試作は、
すべて無料プランの範囲でできたことなんです。

もちろん、うまくいかなかったこともあります。
その部分も含めて、私が何を任せて、
どんな可能性を感じたのか、お話ししたいと思います。

Museは、答えるだけでなく手を動かしてくれる相棒

Museは、Metaが2026年10月23日に
日本で提供を始めたパーソナルAIエージェントです。

AIエージェントとは、つまり、相談に答えるだけでなく、
頼んだ仕事を実際に進めてくれるAIのことです。

Museはインターネット上に専用のコンピュータを持ち、
ブラウザや連携したサービスを使って作業します。
長い仕事は、アプリを閉じたあとも進められる仕組みです。

「こんなことがしたい」と相談したあとに、私が別のツールを開いて、全部作り直す。
その手間が減るのは、うれしいですよね。

ただし、何でも自由に操作させるわけではありません。
接続するサービスや、任せる範囲は自分で選びます。

Instagramの発信戦略から、60本の投稿案を作成

最初にお願いしたのは、Instagramの発信戦略です。

私は、仕事に役立つ情報だけでなく、
旅や、自分らしく人生を楽しむことも伝えたいと思っています。
分身AIを使うのも、その時間を大切にしたいからです。

そこで、私の世界観と実用的な情報を、
どちらも届けられる発信をMuseと一緒に考えました。

プロフィール文やハイライトの構成も、一緒に作りました。
ハイライトは、プロフィール画面にまとめて残しておけるストーリーズのことですね。

投稿のアイデアは、二つの方向で出してもらいました。

  • 世界観・旅・分身AIについての投稿案を30本
  • 読者の仕事に役立つ実用的な投稿案を30本

さらに、おすすめの9本は、リールの台本と投稿文まで作成。
投稿スケジュールの設計もお願いしました。

広まっている動画を調べて、構成を分析してもらうことも試しました。
そのまま真似るのではなく、「私の発信なら、どう伝えるか」まで一緒に考えていきます。

投稿のたびに「何を発信しよう」と悩むところから始めなくて良い。
この変化は、発信を続けたい経営者にとって大きいと思います。

動画素材を渡したら、ナレーション入りのリールに!

一番驚いたのは、動画編集でした。
まずはこんなテーマで作りたい、と言うとこんな動画を生成してくれました。

次に私が撮影した旅の動画や写真を渡すと、必要な場面を選んでつなぎ、
ナレーションとテロップまで入れてくれたのです。

素材はあるのに、編集する時間がなくて眠ったまま。
そんな動画や写真、ありませんか?

Museには、シナリオを作るところからお願いできました。
さらに、話の途中に差し込む補足映像も作ってくれます。

また、私の写真を使い、別の場面の映像や、
人物が動くアバター動画を作ることも試しました。
撮影済みの素材をつなぐだけでなく、
足りない映像を作るところまで手伝ってくれたのです。

ただし、AIで作った映像は、実際に撮影した記録とは別です。
旅先で本当に起きた場面だと誤解されないよう、公開前には見せ方も確認したいですね。

なぜか中国語で話している動画が生成されました

私が録音したナレーションを渡し、
その音声を使ってリールに仕上げてもらうこともできました。

これまで投稿したリールを読み込ませると、
その表現に合わせた「動く図解」も作って入れてくれました。
文字や図を動かして説明する、モーショングラフィックと呼ばれるものです。

台本、映像、声、テロップ。
それぞれを別々に準備していた仕事を、一つの流れで相談できる。
無料プランでここまで試せたことに、本当に驚いています。

「UTAGEは、ウタゲと読んでね」で次の動画が変わった

生成された日本語のナレーションも流暢でした。
ただ、一つ読み間違いがありました。

UTAGEを「ユーテージ」と発音したのです。

そこで、「これはウタゲと読んでね」と伝えました。
すると、次の動画では正しく読んでくれました。

サービス名や商品名には、独特の読み方がありますよね。
修正したことをルールとして残し、次の制作に生かしてもらえるのは助かります。

これは、AI本体が永久に学習したという意味ではありません。
保存された指示や情報を、次の仕事で参照するということです。

「この言葉は使わないでね」「ここは、もう少しゆっくり話してね」

そんなやり取りを重ねながら、自分に合う相棒へ育てていく。
私は、そこに分身AIの面白さを感じています。

私の声を再現する試みは、うまくいきませんでした

便利だったことばかりではありません。

私の声をもとに、新しいAIナレーションを作る「声のクローン」も試しました。

音声自体はできました。
でも、日本語で話させると、発音やイントネーションが不自然でした。
今回の仕上がりでは、そのまま使うのは難しいと感じました。

ここは、二つを分けて考えたいところです。

  • 私が録音したナレーションを、そのまま動画に使ってもらうことはできた
  • 私に似た声で、新しい文章を自然に読ませる試みはうまくいかなかった

通常の日本語ナレーションが流暢でも、
私の声を再現すると同じ品質になるとは限らないのですね。

アナウンサーとして、言葉の届け方や声の表情は大切にしたい部分です。
思いを込めたい動画は私が話し、その声に合わせた編集をMuseにお願いする。
今の私には、この分担が合っています。

自動で作って投稿する使い方は、これから検証します

MuseはGoogleカレンダーなどとも連携でき、予定を踏まえた仕事の進め方を相談できます。

さらに気になっているのが、決めた時間に動画を作り、投稿まで進める使い方です。
ただし、これはまだ私自身では試していません。

動画を一度作れたことと、毎回決まった時間に投稿まで完了できることは別です。
連携先の対応状況や権限、無料枠でどこまで動くかも、これから確かめたいと思っています。

最初は、完成した動画を私が確認してから公開する。
自動化を進める場合も、この確認をどこに残すかは大切にしたいですね。

無料で始められます。ただし、使い放題ではありません

私が今回行った制作や試作は、無料プランの範囲でできました。

ただし、無料で無制限に使えるわけではありません。
作業の量や内容によって、利用上限に達することがあります。
私と同じ作業が、いつでも同じ条件でできるとは限らない点にもご注意ください。

有料プランについて、今回共有した料金情報は、
パワープランが月額3,499円、マキシマムプランが月額16,990円です。
料金や利用条件は変わる可能性があるため、契約前に申し込み画面で確認してください。

始めるときは、公式サイト「muse.ai」、
またはMeta Platforms, Inc.が提供する「Muse from Meta」アプリへ。
案内に沿ってログインし、名前や希望を伝えていきます。

カレンダーなどの接続は、必要になってから選べば大丈夫です。
最初から、すべての情報を渡す必要はありません。

AIが身近になるほど、集客では「誰が伝えるか」が大切になる

ここまで無料で試せるAIエージェントが登場したことで、
私は、これからの集客が大きく変わっていくと感じています。

台本を書くことも、見栄えのよい動画を作ることも、
以前より多くの人が取り組めるようになります。

そうなると、「きれいな動画を作る」「役立つ情報をたくさん投稿する」だけでは、
選ばれる理由を作りにくくなるでしょう。
これまでのやり方が全部なくなるわけではありませんが、
投稿の数や見た目だけで差をつけるのは、難しくなると思うのです。

では、何が大切になるのでしょうか。

私は、自分が実際に経験したことと、お客様をどれだけ理解しているかだと思っています。

たとえば、今回の
「UTAGEの読み方は直せたけれど、私の声の再現はうまくいかなかった」という話。
機能一覧だけでは分からない、試したからこそ伝えられることです。

そして、その経験を誰に、どんな言葉で届けるかも大切です。
動画編集に疲れている人と、発信内容が決まらない人では、
必要としている助けが違いますよね。

AIに制作を任せられるようになったら、その分、お客様の声を聞く。
自分の商品や講座を磨く。
実際に体験し、自分の考えを持つ。

その積み重ねが、「この人から学びたい」
「この人にお願いしたい」という信頼につながるのだと思います。

発信を増やすためだけに、分身AIを使わない

私が分身AIを使う理由は、単なる効率化ではありません。

命の時間を、大切な人のために使いたい。
そして、本当にやりたかったことを楽しみながら、人生を輝かせたいのです。

旅の思い出を発信するために、
旅を楽しむ時間がなくなってしまっては、もったいないですよね。

制作の作業は、Museと分け合う。
でも、何を大切にして、誰に何を届けるのかは、自分が持っている。

これからのAI時代に必要なのは、
AIと一緒に働きながら、
自分にしか育てられない経験や信頼を大切にすることなのだと思います。

発信を全部ひとりで抱えてきた方こそ、まずは一本、編集を手伝ってもらってください。
その先に生まれた時間を、あなたが本当に大切にしたいことへ戻せたら、うれしいですね。

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執筆者:清水明華 (プロフィールはこちら )

株式会社Infini Innovation代表取締役/ AIとUTAGE自動化のプロ/フリーアナウンサー

「売上=時間の犠牲」から解放され、家族との時間も大切にできる働き方を提案。多くの起業家へ「AIとUTAGEを使って収 益が自然に増えるオートファネル」の構築支援を行っている。これまで多数の受講生に「人生を変える自動化」を提供し、『オンラインでの仕組み構築』分野において信頼と実績を積み重ねている。2024年Ms.EntrepreneurGlobal受賞。海外でもAI×自動化の仕組み構築が評価されている。

出典・確認情報

確認日:2026年10月26日

※制作・編集・発音修正・声のクローンについては、清水明華本人の体験に基づきます。

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